MGの商品開発
ボスゴリラーこと井口です。
最近、禁酒を始めました。キッカケは中田敦彦のyoutube大学です。笑)
体重増加、集中力、健康など何において良くないなぁー。っと思いながら、
何となく呑んでましたが、辞めました。
お蔭で1ヶ月で3kg痩せて、体脂肪率は1.5%落ちました。
Z効果絶大! 継続して続けたいと思います。
MGの商品開発について
最近、「MGさんって新商品開発どうやってしてるの?」という話を頂く事がありますので、
今回はMGの商品開発について書きたいと思います。
MGの商品開発おけるポイントは3つあります。
1.お客様の声を大切にする
2.実証実験
3.みんなで知恵を出し合う
これは創業当時からやってきて、MGの一種の企業文化になっていると感じます。
1.お客様の声を大切する
これは様々な会社で当たり前の様に言われる事ですが、MGも例に漏れず大切にしています。
それを表す良い例が「スモールスタートDX」です。
創業当時センサーを使った製造現場のデータ取集方法など比較的技術的高度な方法を提案していましたが、
「手書きで十分」とか「そんな高いものいらない」と結果は散々なものでした。
私たちがスマート工場みたいなことを語る事と実際の製造現場のギャップがありすぎて、
お客様にはイメージが湧かなかったんだと思います。
そこで生まれたのが“スモールスタート”という現カカナイのコンセプトです。
IoTやAIといってもイメージが湧かないし、投資対効果が見え難い中では直ぐに高いシステムの購入は難しい、
それであるなら手元の部分から紙で行っているアナログのデータ管理を
タブレット基点のデジタルに置き変える事から始めて頂く。
そして、その奥行きで段階的に工場のDX化を深めて貰おうというコンセプトです。
このコンセプトが好評頂いて、カカナイは現在120社を超える会社様に導入頂いております。
2.実証実験
MGはとにかくやってみる。開発してみる。っという事に拘ってきた気がします。
実際にサービスを作ってみて運用してみてから分かる事が沢山あります。
自社商品を開発する際もそうですが、お客様の商品を開発させて頂く際にもこの考え方は大切にしており、
まずは小さくても試作を作って実証実験をし、お客様の声を聞いて内容を商品に反映する事を大切にして商品開発をしてきました。
ENEOS様と現在取り組んでいる商品開発もきっかけは堺製油所の実証実験ですし、
5Gの新商品開発についても実証実験フィールドをお借りして今後進めて行きます。
つくってみないと分からない。
上手くいかなかった事を含めて、商品設計に盛り込んでいくことで、
今後も更にいい商品になる様に磨いて行きたいと思います。
3.みんなで知恵を出しあう
これはエンジニア集団のMGならではだと思います。
特に創業当時はこの文化は色濃く、月1の全体会議では報告・連絡そっちのけで、
「こんな事例があけど、技術的にどうやって解決しようかなぁー」とか「あの方法なら上手くいくんじゃない?」
みたいな議論に会議の多くの時間を費やしていた様な気がします。
それは全体会議後の飲み会の席でも同じで、
当時は6,7人ぐらいのゴリラーが居酒屋の机にパソコン広げて議論してるので、
店員さんがオーダーをとりに来ない。っという事もありました。笑)
今となっては笑い話ですが、約30人になって少しこの文化が薄れている感じもしますので、
近々復活させる様なことを若手メンバーと目論んでいます。
この写真は、約6時間技術議論をしていた伝説?のテラス席です。笑)
5年前の夏、名古屋の居酒屋で深夜の1時まで。っという伝説っぷりです!
このブログを書いていて、あの頃が本当に懐かしいとシミジミしてしまいました。
MGはどんなに大きくなっても「お客様のための技術議論を尽くす」文化は
絶対に残したいと思いました。
この時の酒は最高に美味いので、技術議論の時は酒を解禁したいと思います!笑)
最後まで読んで頂いて有難うございました。