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AWS DeepComposerでAIによる自動伴奏を作ってみた

 2021.3.16 ゴリラーブログ ブログ ミュージックゴリラー河田

 

春らしい暖かな日差しが顔をのぞかせ始めましたね。

どうも、ミュージックゴリラー河田です。

 

他のゴリラーも書かれていたように緊急事態宣言が解除され、リモートワークではなく

フル出社となりました。これまでより少し早寝早起きをしないといけなくなったものの、

やはり個人的には出社の方がいいですね。

 

リモートの場合ほぼ家に引きこもりで一日家から出なかった日も頻繁にあり、外出して日中に

直射日光を浴びることがこんなにも気持ちが良いものだったのかと思い知らされました。

まだまだ油断はできませんが、このままコロナが落ち着いてくれることを願います。

というわけで本編にいきましょう。

 

前回、次なる制作物を何にしようかというブログを書きましたが、その中で

ディープラーニングやAIの分野を少し勉強してみようと思いました。

早速本を買って読んだり、compassで開催されているイベントに参加したりしてみましたが、

何か手を動かせて実践、あるいは体感できるようなものはないかと思い探していたところ

AWS DeepComposer」と出会いました。

 

AWS DeepComposerとは

 

 

AWS DeepComposerとは、ご存じAWSが開発した機械学習により、自動でメロディに伴奏を付けて

楽曲を完成させてくれるといったもので、楽曲の制作だけが目的ではなく実際に触りながら

機械学習も学ぶことができます。

とにもかくにもまずは触ってみようということで、AWSでアカウントを作り早速体験してみました。

 

 

こちらの画面から元となるメロディを作ります。

打ち込みで入力したりMIDIデータを取り込んだりすることもできます。

キラキラ星とかすでに作られているサンプルもあります。

 

専用のキーボードが販売されていたので購入必須なのかと思っていましたが、自分の所持している

MIDIキーボードで代用できました。シンプルなメロディでわかりやすいのがいいかなと思い、

スピッツの「チェリー」のサビを入力してみました。

 

 

8小節しか入力できなかったため中途半端に切れてますが、まずはこちらが基準となるメロディになります。

最初に単音で入れて試したのですが、意図しないような宇宙的なコード進行が作られたので

今回はわかりやすいようにコードも入れています。

 

本当は自動でコードも付けてくれるものなので、2声のメロディとかである程度コード感が

分かるくらいの方がいいかもしれません。

 

 

次に、こちらの画面からGANのmodelを選択します。

GANというのは、かなり簡単に説明すると機械学習により新しく疑似データを生成するというもので、

ROCKとはこういうものだ!と学習させ、そこからRockっぽい曲調を生成できるということになります。

画像のようにRockやJazzなど色んなジャンルのmodelがあり、作りたい曲のタイプを選ぶことが

できます。

 

まずは試しにRockを選んでみました。


 

このように自動でギター、ベース、ドラムなどのトラックが作られます。

では聞いてみましょう。

 

「Rock」アレンジ。

 

どうでしょう?

意外とそれっぽく形になっている気がしませんか!?

 

続いて「Pop」アレンジ。

 

あれ?若干不協和音が気になりますね。

コードをそれぞれ1拍目に入れてしまっているせいか、1拍目に妙なアクセントが

効いてしまって、もっさりしている気がします。

 

ついでに「Jazz」も試してみましょう。

 

これはひどい。(苦笑)

というのもコードがダブってしまって不協和音半端ない!

 

でも、これメロだけでアレンジしてもらったらなかなか面白いかもと思いました。

 

使ってみて残念だったところ

・メロディを作る時に、クオンタイズのように自動で拍を揃えてくれる機能があると便利

・8小節は1曲を作るには短すぎる。

・各パートの音量バランスを調整できない。(メインのメロが埋もれる)

 

など気になるところも多少あります。

細かい調整は自分のDAWなどに取り込んで、いじって調節してくださいとのことらしいのですが。。

 

 

というわけで、今回はAWS DeepComposerを実際に使ってみて紹介させていただきました。


実際にこのmodelの部分などを自分で機械学習により生成することができて、例えばミスチルの

楽曲を学習してミスチル風に!なんてこともできるかもしれません。

 

他に伴奏だけでなくメロディを追加してくれる機能や、今回はあまり紹介できなかった機械学習を

楽曲作成を通して学習できるところも興味深いところなので、もう少し時間をかけて

遊んでみたいと思います。

 

皆さんも興味ありましたら簡単にできますので是非お試しください。

以上、次回5月病にうなされていそうな頃にお会いしましょう!

 

 

© 2021 Mountain Gorilla Co., Ltd. 

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