株式会社って一体どういうもの!?
2021年が始まって早1ヵ月、緊急事態宣言のもと始まったフルリモートワークの中、
外出することもままならず、モヤモヤとした毎日が続く今日この頃。
そう言えば、先日スーパーへ買い物に行った時のこと。
店頭では節分に向けた豆まき用の陳列コーナーがあり、
「もう年が明けて1ヵ月経つのか…」と時間の早さに茫然としていたら、
普段は福豆と鬼のお面がセットで売られているはずが、
今年は何と刀までセットで入っているではありませんか!?
これはきっと某大ヒットアニメに便乗したものと思われますが、
今年から世のお父さん達は豆を投げられた上に、最後は刀で斬られることになると知り、
愕然とした気持ちに襲われたセールスゴリラー松本です。
今回は知ってるようで知らない、「株式会社」についてご紹介します。
まず初めに「会社」とはどういうもの?
株式会社は17世紀の大航海時代に生まれたといわれており、
今ではあらゆる経済活動にとって、なくてはならない存在に
なっているといっても過言ではありません。
まず、「会社」というのは「利益を追求することを目的に、
人々が集まって作った集団」と言うことができます。
しかし、単に「お金儲けだけを考える集団」という訳ではありません。
株式会社は、株式を発行して、より多くの人々からお金を集め、
そのお金で世の中の人々に役立つようなモノやサービスを生みだし、
そこで儲けたお金を給料として従業員に支払ったり、
出資した「株主」に対するお礼として「配当」という形で支払ったり、
より良いモノをやサービスを生み出すための資金として設備を購入したりするために使います。
「株主」って何?「株式会社」とどういう関係?
株主は、会社にお金を出資した人(=会社のオーナーの一人)となり、
会社の経営に参加することができます。
しかし、会社の規模が大きくなりお金を出資する株主の数が増えてくると、
出資者達から色々な意見がでることとなり、その結果意見がまとまらず、
「利益を追求する」という会社本来の活動がスムーズにおこなえなくなる可能性がでてきます。
そのため株式会社では、予め役割分担が決められています。
株主は、会社の活動に直接参加するのではなくて、株主達による大きな会議である
「株主総会」で、会社の経営を任せる「取締役」という人達を選任します。
そして、この取締役の会議(取締役会)が、会社の代表者となる「代表取締役」を選任します。
ここで選任された代表取締役が、従業員を指揮・監督し、実際の会社運営を
おこなう仕組みになっています。
お金を出資する「株主」と、経営を担当する「取締役」。
それぞれの役割を分担することで、株式会社の活動が円滑に進むように
工夫されているのも大きな特徴です。
しかし「株式会社」のうち、多くの中小企業では「株主」=「取締役」となっており、
社長が株主であることがほとんどです。
一般に「社長が会社のオーナー」というイメージがあるのもこのためです。
今回は「株式会社」について簡単に説明させていただきました。
次回についても乞うご期待!
以上、セールスゴリラー松本でした!!