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ドイツの街並とIoT事情について(第2回)

 2018.12.28 ゴリラーブログ ブログ

ボスゴリラーこと井口です。

私は旅行好きなんですが、全く写真を撮りません。
生まれてこの方デジカメというものを買った事がない位ですが、
ただ、何故か街並み、特に旅先での朝夕の建造物や街並みだけは無性に写真に納めたくなる性分です。先日のドイツ出張で収めた写真を何点か紹介しますね。^^

さて本題ですが、先回はドイツの政府の強烈な主導により企業へのIoT導入が推進されている事と、

その代表的な取組みとして

  • インダストリー4.0(Industry 4.0):次世代の産業を育てる国家プロジェクト
  • ミッテルシュタンド4.0(Mittelstand4.0):次世代の中小企業製造業を育てる国家プロジェクト

がある事を紹介しました。今回は、少し「ミッテルシュタンド4.0」について紹介できればと思います。

「ミッテルシュタンド4.0」

ミッテルシュタンド4.0は各地に設置されたテストセンターを中心に行われます。

実際にIoTでどんな事ができるのか?

事例を見せたり、具体的な導入方法をセミナーを通じてレクチャーしたり、専門家を派遣したりして、IoTを含めた中小企業製造業の作業工程デジタル化を推進しています。

ドイツでは地方ごとに大きな権限を持つ

ドイツでは連邦制を取っている為、地方が大きな権限を持っています。また各州には産学連携クラスターという組織があって、それぞれがプロジェクト予算を持っているのも特徴的です。

具体的な例でいうと、ニーダーザクセン州では、ハ ノーバー大学の工学部内にテストセンターが置かれています。「IoTという言葉は聞くが、どうすればいいのか分からない」といった中小企業の方々が大学内の同施設を訪れる様なイメージです。

セミナーを受けるだけではなく、製造工程のデジタル化の実験を企業に代わって行ってくれるプログラムがあったり、実例としてデジタル化されたボールペン製造工程をバスの中に搭載して、各地や展示会を回る取り組みもされているとの事です。

中小企業にスポットを当てた取り組みの場合は、特に活動が局所的にならざるを得ませんが、ドイツでは各地での取り組みとしての場所やテストセンターと組織、クラスターが整備されており、権限と予算を持って機能している印象を受けます。

この点は、政治的な仕組みによるところがありますが、日本とドイツの大きく違いを感じました。

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