「夢」を具体的にするには?
イクメン(おむつ替え・週末作りおき)ゴリラーの福田です!
突然ですが、みなさん、「夢」や「やりたいこと」を考えるのって、難しくないですか?
今回は、マウンテンゴリラ(MG)に加わって半年間、エンジニアとしての成長と同じくらい四苦八苦している、「夢を具体的に言葉にする」ということについて書きたいと思います。
この記事の対象者
私と同じように、「夢」や「将来像」をどう考えたらいいのか分からない就活生、転職活動者等に、自身の思考を広げるちょっとした機会をもってもらえたらいいなと思います。
特に、「自分の気持ちがよく分からない」「自信のなさから自分のやりたいことに蓋をしてしまっている」という人には、ヒントになるかもしれません。
そもそもなぜ「夢」を探しているの?
会社理念にもあるとおり、MGは関わる人みんなの「うれしいを増やす」ことを使命にしています。
でも、自分たちが「うれしい」で満ち足りていなかったら、なかなか力も出ないですよね!
そのためMGでは、各ゴリラーが自分たちの「うれしい」を追及するために、
「ゴリラーシート」という夢をまとめたシートをつくり、「ゴリラーシートミーティング」で定期的に状況や困りごとをシェアしています。
この半年、中途入社の私も、新卒ゴリラーに混じってシートの作成を進めていきました。
当初から「人を笑顔にしたい」という想いを持つメンバーが多く、おじさんゴリラーの私はよく感動させられておりました。
しかし、「夢」をより具体的に言葉にしていこうとするところで、私も他のゴリラーの何名かも、頭を抱えてしまうシーンが多かったです。
「夢」をどうやって具体的にするのか?
そこで先日、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」という本を買ってみました。
この本を書いた八木仁平さんは、「世の中に『熱中』する人を増やしたい」という熱い想いで、「自己を理解する」方法を体系化し広める活動をされている方です。この本も、非常にやさしい言葉で「やりたいこと」を探すための具体的な手順がまとめられています。
中でも一番考えるヒントをもらったのは、以下の「公式」です。
「やりたいこと = 『好きなこと』×『得意なこと』×『大事なこと』」
好きなこと=興味のある分野、業界(例:食、グルメ、ファッション・・・)
得意なこと=才能、自然と人よりも上手くできて苦なく心地いいこと
大事なこと=価値観(例:楽しさ、安心、熱中・・・)
漠然と「やりたいこと」を考えようとしても、つい「旅行したい」「おいしいもの食べたい」等の「好きなこと」はなんとなく浮かぶけど、それで本当に心がワクワクするか?と聞かれたら、それほどではないな、って思いませんか?
そのため、上記の「公式」のように、「やりたいこと」を分解して、ひとつずつ考えていくことで、本当にエネルギーが湧いてくる「夢」を具体的にしていく手助けになると感じました。
幸い、MGでは、自身の「価値観」を深堀りしていく勉強会等もあり、私は自分の「大事なこと」は結構言葉にできていると思います。
ただ、性格的にややネガティブな傾向があり(やや?かなり?)、「得意なこと」の部分がごっそり抜けてしまっていたなと思います。
「得意なこと」が抜けてしまうと、それが思考のストッパーになってしまい、他の「好きなこと」「大事なこと」も漠然としてしまうんですよね。
そこで、先ほどの本には、「得意なこと」について、以下のように書かれています。
得意なこと=自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地いいこと、主に生まれ持った性質
(頑張らなくても無意識にやっていること、仕事でなくても普段からやっていること)
【例】相手の立場に立って考えること、人と競うこと、勉強すること、情報を集めること、深く考えること、分析すること
どうでしょうか?
「得意なこと」というと、人よりも秀でた才能をイメージしてしまいますが、誰もがもっている「生まれもった性質」であるとしたら、自分も何かあると感じませんか?
書籍では「得意なこと」を見つけるための「質問」が沢山記載されています。(例:「最近イラっとしたことは?」など)
また、「苦手なこと」から「才能」を見つけるワークもあります。「苦手なこと」が無数にある私にとっては、大変相性のいいワークでした(笑)。
私イクメンも、毎晩家族でワークに取り組んでおり、すこしずつ「夢」が具体的になってきています。私も妻も、以前よりエネルギッシュになってきているのを実感しています!
私と同じように、「夢」を具体的にするところで困っている方は、八木さんの提唱する「やりたいこと」を「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」に分けて考える方法を、一度試してみてくださいね!